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シャンプーについての理解

若い頃は、金髪にしたり色入れたりパーマかけたり、髪溶けかけてベリーショートにしたりしたものです。海外の田舎に住んでいた何年かは特に、強烈な薬剤買ってきてそれら全部自分でしてはちゃめちゃでした。

年を重ねてからも(現在41)かなり最近まで白髪もがんがん市販ので染めていたし、シャンプーもたまに美容室でオススメされる高価なのを試したりしながら、大して変わらないじゃん、と思って安いのに戻ったりしていました。

そしたら来たよね、頭皮湿疹に、部分薄毛とかいうトラブルが一気に。それからは白髪を染めるならヘナにしたり、オイルマッサージしたり、ちょっとずつ優しいものに目が向いて行くようになっていくわけです。

その中、やっぱり最も頻繁に頭皮に髪に直接触れるのがシャンプーで、本当にシャンプーを見直すことが大事だと実感しているのですが、結局よくわかってないとオススメされるままになっちゃう。ちゃんと自分で知って選びたい。

ってことで、シャンプーについての理解を整理します。

シャンプーは洗浄成分で分けて大きく3種類

洗浄成分以外でも気にする成分はたくさんありますが(よく聞くシリコンとかパラベンとか)まず大きくざっくり「シャンプーは3種類」と覚えておきます。

  1. 高級アルコール系シャンプー
  2. 石鹸系シャンプー
  3. アミノ酸系シャンプー

1)高級アルコール系シャンプーとは

ドラックストアとかで見かけるほとんどのシャンプー。石油系合成界面活性剤が使われていて、洗浄力は抜群。値段も安い。洗浄力が強すぎて、皮膚のバリア機能を壊しやすい。 皮膚への浸透性が高く、有害な物質が体に入り込みやすい。

高級アルコール系は、こんな表示成分が上位なのでチェックする。

  • ラウレル硫酸ナトリウム
  • ラウレル硫酸アンモニウム
  • ラウリス硫酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸ナトリウム

2)石鹸系シャンプーとは

肌に優しい。洗浄力もまあまあ高い。しかし他の2種が弱酸性なのに対して、石鹸系はアルカリ性で、髪がきしみやすい。なので、クエン酸入りリンスで中和する。

(若い頃に母にオススメされて使ったことありますが、とにかく泡立たない、きしきしする、って印象でなかなか苦手だった記憶あり。)

石鹸系は、こんな表示成分が上位なのでチェックする。

  • 石けん素地(カリ石けん素地)
  • 石けん分(純石けん分)
  • 脂肪酸ナトリウム
  • 脂肪酸カリウム

3)アミノ酸系シャンプーとは

私が選びたいのはこのアミノ酸系。洗浄力は弱めで、価格も高め。だけど刺激が弱く、肌にも優しく髪もきしまない。アミノ酸系には「グルタミン酸系」「アラニン系」「グリシン系」がある。

アミノ酸系は、こんな表示成分が上位なのでチェックする。

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルアラニンNa
  • ラウロイルサルコシンNa
  • ココイルサルコシンNa
  • ○○脂肪酸
  • グリシン
アミノ酸系シャンプーでも注意したいこと
  • 「アミノ酸配合」と書かれていても、配合されているだけで高級アルコール系の洗浄成分が使われていることが多いので注意!
  • 「オーガニック」とか「ボタニカル」の定義も大変曖昧なので言葉だけを信じない!
  • 「シリコン」か「ノンシリコン」かもチェック。ちなみにコーティング剤であるシリコンの表示成分は「ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコン」でチェック!
  • その他、防腐剤「パラベン」や「合成着色料」も入っていないかチェック!

さて、チェックがいっぱいであります。

自分が使っているシャンプーをチェック

私が今使っているシャンプーは、こういうことを学んで成分を見て選んだのではなくて、スキンケアですっかり信頼している「ドクターリセラ」さんなら大丈夫だろうってことでざっくり選びました。

まず「ヘアソープ」って名前なので、石鹸系かと思いきや「ココイルグルタミン酸TEA」が上位に来ているので、アミノ酸系シャンプーで間違いないでしょう。パラベンやシリコンもなさそうです。

しかし、気になるのが「ラルレス」「ラウリ」「ラウリン酸」と付いた成分です。微妙に高級アルコール系の「ラウレル硫酸」「ラウリス硫酸」「ラウリル硫酸」を思わせるよく似た名前ですが、これらはなんなんでしょう?

果てしなく続きそうであります。続けます。

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